つまり、ヨーロッパではこの種のクルマはぜいたくなものなのだ。当然、中古車買取は運転フィールも性能も乗用車と変わらない。2座のスポーツカーが登場した。このクルマはかつてヨーロッパに存在したライトウェイトスポーツカーの再来である。このクルマの市場投入は、ことによるとヨーロッパのメーカーにとってよい刺激となるかもしれない。ただ、いまの日本にはこのMX‐5のようにほとんど新しい部品で後輪駆動のクルマを作る力があるのにたいして、ヨーロッパにそれだけの力が残っているだろうかとすこし懸念される。ロータスはもはやダメになっており、いまヨーロッパを代表するスポーツカーはフェラーリとポルシェ、アルピーヌのみである。しかも、新しいフェアレディZの登場は、ポルシェ944あたりには大きな打撃であろう。ポルシェは上、下ともに日本車に攻唯され、おおいに苦しいピンチに立たされている。